慢性腎症や透析患者では、末梢動脈障害の有病率が高いです。
それに加えて血管の石灰化もあり、血流保持の有効な治療が
立てにくいのが現実です。
また低栄養、免疫不全状態があるので、ケガの予防が重要です。
冷感、虚血が強いということは、痛みの訴えがあります。
つまり触れたり、足浴することで、透析患者は、強い痛みを
訴えます。
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糖尿病では、血管の粥状動脈硬化と中膜硬化をおこし末梢循環不全から冷感を生じます。
また神経障害を合併しますので、感染を引き起こしやすくなり、傷口の回復が遅くなります。
痛みに続き冷感は、足病変を示すサインになります。
動脈疾患に伴う冷感以外では、糖尿病、慢性腎症・透析患者、膠原病に冷感を
認めることがあります。
リンパの輸送障害によりリンパ浮腫を発症します。
重症になるとQOLが低下し、皮ふ表在を細菌侵入の入り口として、蜂窩織炎を
合併することがあります。
足の病変についてまとめています。
足・爪の研究を独自に行い、足・爪の情報提供・bsブレイス施術をして、患者様の苦痛を減らすの
を目的とした研究所です。
深部静脈血栓症、静脈瘤が代表的です。
ゆっくり症状が進行し、治癒が難しい病気です。
静脈うっ血に伴い、鈍痛、だるさ、むくみがあります。
また静脈の流れが悪くなりやすいので、潰瘍になりやすいですね。
足の痛みには、本当に色々な病気があります。
次回は、リンパ系の病気で足の痛みが起きる話です。